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【鍋講座vol.46】映画の公益性ってなに!?Ⅱ ~映画『宮本から君へ』助成金不交付問題・東京地裁判決から考える~開催決定!



映画『宮本から君へ』の助成金交付取り消しに関する裁判は、6月22日の東京地裁が違法と判断。
原告側の全面勝訴の判決が下りました。

独立映画鍋では、2020年2月に【鍋講座vol.44】映画の公益性ってなに!? ~助成金不交付問題から考える~を開催しました。今回の鍋講座では、わが国史上初の「映画における表現の自由」を争う裁判とも言える本訴訟の判決文をもとにして、このたびの訴訟と判決文の持つ意義、文化・芸術への公的助成とは?なぜこの判決が「画期的」と言われるのか?そもそも映画の公益性とは?…など、専門家をお招きし、シンポジウムを行います。
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【日 時】2021年7月14日(水)19:00〜21:00
【開催方法】 オンライン開催(Zoomウェビナー)
【参加費】無料
【定 員】先着70名
【対 象】映画・映像に関わる方は勿論、広く一般の方のご参加もお待ちしております。
【お申し込み方法】
 下記のリンクからお⼿続き下さい。
(申し込みリンク)→https://eiganabe20210714.peatix.com
 ※お申込みいただいた⽅に当⽇の参加リンクをお知らせいたします。
 ※お申し込み受付終了は 7⽉13⽇(火)23時までとなります。

【配信】参加申し込み受付は終了しましたが、講座の模様は独立映画鍋Youtubeチャンネルでの配信を行います。
開始時刻になりましたら、以下にアクセスして下さい。
         →https://www.youtube.com/c/eiganabe/featured

【ゲスト】
河村光庸
70年に慶応大学経済学部中退。出版事業や映画出資の経験を経て、08年に映画配給会社スターサンズを設立、代表取締役に就任。海外作品の配給を行いながら、邦画作品の製作・配給にも力を注ぎ、『かぞくのくに』(12)、『あゝ、荒野』、(17)『愛しのアイリーン』(18)、『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)などの話題作を発表した。エグゼクティブプロデューサーを務めた『宮本から君へ』(19)は、2019年の日刊スポーツ映画大賞で主演男優賞、監督賞を、ヨコハマ映画祭では主演男優賞を獲得している。

四宮隆史(弁護士)
慶大卒。TV番組制作を経て、2003年に弁護士登録。映画、音楽、放送、広告等の各種プロジェクトのアドバイザーを務める一方、映画監督、脚本家、小説家などのエージェント会社、株式会社クリエイティブ・ガーディアンを創設。E&R総合法律会計事務所代表。映画『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟の弁護団長を務める(本年6月、東京地裁で不交付決定処分の取消しが認められた)。今年公開の関与作品(法務)として映画『漁港の肉子ちゃん』『竜とそばかすの姫』(7.16公開)『空白』(9.23公開)等がある。

志田陽子
武蔵野美術大学 造形学部 教授 (憲法、芸術関連法)。専門は憲法と言論法・芸術関連法。博士(法学)。2000年より武蔵野美術大学で、憲法と、表現活動のための法学科目を担当。早稲田大学・東京都立大学非常勤講師。著書に『あたらしい表現活動と法』(編著・2018年)、『「表現の自由」の明日へ』(2018年)、『映画で学ぶ憲法2』(編著、2021年)、など。近年、日本でも多発している芸術表現への妨害事例や公的支援をめぐる議論について、社会への発言も多数。

作田知樹
法や契約に悩む表現者へのプロボノ支援を行う専門家による非営利団体Arts and Lawファウンダー・理事(行政書士)。国や自治体の文化芸術事業の企画運営、調査評価、助成金などの実務を歴任する現役のプログラム・オフィサー。また現代文化政策の根本原理である文化的権利や公平性の観点から、表現に関わる振興や規制に関する諸制度の教育研究に携わる。京都精華大学大学院非常勤講師(2010年度-現在)、文化庁「諸外国における文化政策等の比較調査研究事業に係る会議」委員(2018-2020年度)、元国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター副所長(2015-2017年度)。著作に『クリエイターのためのアートマネジメント 常識と法律』など。

【聞き手】
舩橋 淳 (映画作家/NPO法人独立映画鍋正会員)
実在するセクシャルハラスメント事件に基づいた新作「ある職場」(2021)は東京国際映画祭でワールドプレミアされ、来年春劇場公開予定。http://www.atsushifunahashi.com

【主 催】NPO法人 独立映画鍋
【お問い合わせ】ご不明な点は、event.eiganabe@gmail.comまでお問合せください。
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