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推薦コメント

白石 草(しらいしはじめ)/独立映画鍋賛助会員
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私のまわりの映画制作者はみんな貧乏でお金がない。何人かで解決策を探っているうちに独立映画鍋が生まれた。インディペンデント映画の関係者にとって日本は乾いた荒野と同じ。そこに豊かで深い創作の森を作ろうと奮闘しているのが独立映画鍋だと思っている。数少ない映画関連NPOとして今後の展開に期待しています。

プロフィール
テレビ局勤務などを経て、2001年に非営利の独立メディア「OurPlanet-TV」を設立。テレビでは放送されないテーマを中心に番組を制作・配信する一方、市民向けの映像ワークショップを開催。著書に『ビデオカメラでいこう~ゼロからはじめるドキュメンタリー制作』(七つ森書館)、『メディアをつくる~小さな声を伝えるために』(岩波書店)など。

松本正道(まつもとまさみち)/独立映画鍋正会員・映画美学校共同代表理事
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小川プロダクションの作品は数多くの人々のカンパによってつくられている。しかし、制作当時カンパをしていた人たちの多くは、「支援」したのではなく、一緒に映画をつくっていたのではないだろうか。つくる側とみる側が、一種の共犯関係を持って、他では絶対不可能な、全く新しい映画文化を創造すること。独立映画鍋はそんな可能性を持っている運動だと思う。

プロフィール
1979年よりアテネ・フランセ文化センターのプログラミングディレクターとして毎年200本以上の世界の映画を上映。2000年より映画美学校共同代表理事。映画上映者ためのネットワークであるコミュニティシネマの運動にも理事としてかかわっている。

チョン・インソン
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古舘寛治(ふるたちかんじ)/俳優、演出家
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文化という文脈において、日本は全く先進国ではない。日本の文化予算の額も低く、国民の文化に対する意識も低い。そんな中、愚痴を言うだけじゃダメだと独立映画鍋というNPOを立ち上げた者たちがいた。度々イベントに参加しているが意義のあるシンポジウムをしている。中高生への映画の授業も始めたという。こういう人々は応援せずにはいられないのである。

プロフィール
俳優で演出家。10年余り小劇場で活動後、近年は映像に多く出演する。主演の一人を演じた深田晃司監督『淵に立つ』はカンヌ国際映画祭・ある視点部門審査員賞受賞。近年は映画『勝手にふるえてろ』『教誨師』『宮本から君へ』などに出演。昨年は大河ドラマ『いだてん』にレギュラー出演。現在オンエア中の主演ドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』は自ら企画した作品でもある。2016年には静岡SPACにて『高き彼物』を演出した。

相馬千秋
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ジャン・ユンカーマン/独立映画鍋賛助会員・ドキュメンタリー映画監督
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自由に表現できるから、インディペンデント映画を作ることを選びました。しかし、その道は孤独です。映画鍋で、仲間が助け合って、情報を共有することができるから、力強いです。中心で動いている人たちの惜しみない努力とエネルギーのおかげで、ここまで伸びて、為になる活動が続いています。応援しています!

プロフィール
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火―ヒロシマからの旅―』(1986年)で監督デビュー。他に言語学者ノーム・チョムスキーを取材した『チョムスキー9.11』(2002年)、世界の知識人12人へインタビューした『映画 日本国憲法』(2005年)、沖縄戦から現在までの米軍基地問題を描いた『沖縄 うりずんの雨』(2015年)など。

渡辺真起子(わたなべまきこ)/俳優
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日々、映画製作をめぐる状況は変化しているように思います。2020年、春の今現在、今まで経験したことのない状態になっているのではないでしょうか。ウィルスの広がりの影響で、映画業界は大変な困難を抱えていくのではないかと思います。作る、見せる、ことだけに留まらず、継続する、維持する、保管する、など、映画にまつわる様々な可能性を知るため、活かすための場所になっていただけたら願っています。

プロフィール
東京都出身。モデルとして活動の後、88年公開の『バカヤロー! 私、怒ってます』で女優デビュー。以後、映画・舞台・TV・CMなど幅広く活躍。代表作に『2/デュオ』『M/OTHER』『殯の森』『愛の予感』など。第14回高崎映画祭主演女優賞、第7回アジアン・フィルム・アワード最優秀助演女優賞など多数受賞。2020年公開作品に『風の電話』『37seconds』『もみの家』がある。

椎名 保(しいなたもつ)/
ユニジャパン副理事長/TIFFCOM CEO、㈱KADOKAWA特別顧問、角川文化振興財団専務理事
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映画の業界に身を置く者として常々不思議に思うことがある。何故、日本映画は、海外に出ていかないのか?と。「グローバル化」「多様性」といった言葉が、あらゆる分野で、当たり前に使われ、実行されている昨今、映画の業界には縁遠い気がする。2019年には日本の映画興行は活況を呈した。しかし、4.6兆円といわれる世界市場からみると日本市場はたったの5%程度の市場規模しかない。世界を目指して、海外の製作者と伍して活躍する若い人材が生まれ、育つために映画鍋に期待したい。

プロフィール
1951年東京生まれ。98年 アスミック・エース エンタテインメント株式会社(現アスミック・エース株式会社)代表取締役専務を経て、2000年同社代表取締役社長就任。04年 株式会社角川エンタテインメント代表取締役社長就任。09年 角川映画株式会社代表取締役社長就任。11年 株式会社角川書店代表取締役専務を経て現在に至る。2013年から2017年まで東京国際映画祭のディレクタージェネラル、又、2013年から現在までTIFFCOM CEO。

坂上 香(さかがみかおり)/独立映画鍋賛助会員・ドキュメンタリー映画監督
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「独立」が「孤立」になりがちな日本のインディペンデント。映画鍋は、クラウドファンディングから勉強会や制度の改善を求める動きまで、多様なジャンルのインディペンデントが互いを具体的にバックアップし、刺激を与えられる場。そんな場が存在するというだけで、心強い。

プロフィール
テレビ番組制作から大学准教授を経て、ドキュメンタリー映画監督へ。『ライファーズ 終身刑を超えて』(2004)、『トークバック 沈黙を破る女たち』(2013)に続いて、『プリズン・サークル』(2019)がイメージフォーラムで2020年1月に公開。『世界』(岩波書店)で同名の連載も開始。著書に『ライファーズ 罪に向きあう』(みすず書房)など。

藤井 光
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