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鍋講座vol.39 続・インディペンデント映画の脚本ってなんだ?第2弾

鍋講座vol.39【続・インディペンデント映画の脚本ってなんだ?第2弾】
歴代鍋講座の中でも大盛況だった鍋講座Vol.35「インディペンデント映画の脚本ってなんだ?」(2017年9月開催)好評につき、続編の第2弾を開催致します。
日本映画界の第一線で活躍している脚本家をお招きし、「よい映画の脚本とはなにか?」をテーマにアプローチと方法論を伺い、台本執筆の真髄へ更に深く斬り込みます。
映画作家の舩橋淳です。
昨年9月開催の鍋講座では3人の脚本家高橋洋さん、高橋泉さん、向井康介さんをお招きし、代表作を見ながら脚本執筆の胆、ストーリーの勝算の立て方など実際に「ゼロから映画を構想し、書いてゆく」ノウハウを伺いました。
しかし・・・準備した内容の1/3も話せずに、時間オーバー。「もっとさらに突っ込んで話したかった!」という思いが、登壇者に残りました。
それらを踏まえ、本講座より「脚本編のシリーズ化」として一人ずつの脚本家に焦点を当て、より深く掘り下げて話を伺ってゆく内容とし再始動しました! 
その第2回目のゲストは、向井康介さん。 
『リンダ リンダ リンダ』(05)、『マイ・バック・ページ』(11)など山下敦弘監督作品の脚本を多く手掛けてきた向井さんは、コンベンショナルなドラマ構築もさることながら、無目的な停滞した時間をおもしろく描くことも出来る。何気ない感情の機微とユーモアを生み出す一流の脚本家です。そして彼がユニークな点は、現場の撮影・照明からキャリアをスタートさせたこと。撮影・照明のできる脚本家の強みとは? 
今回は、山下監督とのコンビの「一つの到達点」とご本人が言う作品「マイ・バックページ」を中心に、脚本執筆の胆を語りつくします。
■日時:7月19日(木) OPEN 18:30  START19:30
■会場:下北沢アレイホール
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F 
下北沢駅から徒歩3分
■料金:独立映画鍋会員は無料/(一般)1000円
■主催:特定非営利活動法人 独立映画鍋/協力:下北沢アレイホール
■問合せ:独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00)/info@eiganabe.net
*予約の必要はありませんので、直接会場にお越し下さい。
混雑状況によっては、立ち見や入場をお断りする場合もございます事を予めご了承下さい。
ゲスト:向井康介(脚本家)
1977年生まれ。山下敦弘監督作品の脚本を多く手がけ、ユーモアと何気ない感情の機微を描き出す。主な作品『リンダリンダリンダ』(05)、『俺たちに明日はないッス』(08)、『色即ぜねれいしょん』(08)、『マイ・バック・ページ』(11)、『もらとりあむタマ子』(13)、『ピースオブケイク』(15)、『聖の青春』(16)、『愚行録』(17)
司会:舩橋 淳(映画作家)
映画作家。東京大学卒業後、ニューヨークで映画製作を学ぶ。処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞。第二作『Big River』(2006、オダギリジョー主演)はベルリン、釜山等の国際映画祭でプレミア上映された。初のドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012)は、ベルリン国際映画祭で上映され、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、世界40カ国以上で劇場公開された。2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』(主演 臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋)、『フタバから遠く離れて 第二部』と5作連続監督作がベルリン国際映画祭正式招待を成し遂げる。ポルトガルで新作『LOVERS ON BORDERS』(映画史上初の葡日米共同制作)を完成させ、公開待機中。
TOPIC:
・執筆時のプロセスとは? 
・原作を脚色する際のポイント&こだわり
・どうやって監督との関係を構築してゆくのか?
・脚本家としてどこまで自分を貫くのか?
・脚本を書く際のリサーチ・時代考証はどこまでやるか?
・観客の皆様からのQ&A
・他…
参考作品:
脚本家自身が選んだ代表的作品。ネットでレンタル/購入による視聴可能ですので、講座当日までに見ていただけると、さらにおもしろく聴けます!
『マイ・バックページ』(脚本:向井康介、監督:山下敦弘)
(DVD&BluRay /amazonプライム/TSUTAYAのネットレンタル等で視聴可能)
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