第31回東京国際映画祭 連携企画【映画業界本音ガイダンス2018 ~映画の配給・宣伝ってどんな仕事?~】
独立映画鍋が東京国際映画祭と連携してお送りするトークセッションです!
毎年、映画界にとって公共性の高い問題、テーマを扱い好評を頂いています。昨年は「映画業界本音ガイダンス2017 ~現場ってホントはどんなところ?~」と題して、映画の世界を志す学生や若者に向け、映画業界で活躍する「先輩」たちを招いて、分かるようで分からない現場についての疑問質問を自由にぶつけられる場を作り、活況を呈しました。
今年は、会社の中に入ってみないとなかなかわからない「映画の配給・宣伝」の仕事の全貌について、各社でプロフェッショナルとして活躍する方々をゲストでお招きして、たっぷり語っていただきます。今回の企画では質問の時間もたっぷりご用意して、ご来場いただく皆様からのホンネの質問、ざっくばらんな疑問を受け付けて、親身になってお答えします。映画の配給・宣伝に興味のある学生の方、若者の方大歓迎!もちろん、学生ではない方、かつて若者だった皆様もいらして下さい!
★チラシをダウンロード(PDF)
【ゲスト】
照本良(映画パブリシティ会社P2代表取締役):ユナイト映画とコロムビア映画の宣伝代理店、フリーライターを経てP2設立。これまでに『カッコーの巣の上で』『ロッキー』『アニー・ホール』などの洋画、東京国際ファンタスティック映画祭、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のほか『HANA-BI』 『座頭市』など、北野武作品など30年以上に渡り数々の作品のパブリシティを担当。近作は今年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『万引き家族』『プーと大人になった僕』『日日是好日』など。
有吉司(マジックアワー代表代表取締役):立教大学卒業後東京テアトル入社。9年間の映画館勤務後、番組編成として北野武『HANA-BI』、相米慎二『お引越し』ほか単館系日本映画の興行を担当。青山真治『EUREKA』の製作や『アモーレス・ぺロス』など外国映画の買付けも担当した。テアトル退社後、マジックアワー設立。『別離』『フレンチアルプスで起きたこと』などを買付け配給している。
増田英明(エレファントハウス代表):25歳で岐阜から上京しギャガ・コミュニケーションズへ入社。その後アスキー映画、20世紀FOXを経て現在に至る。製作として入った作品の全て(『あん』『淵に立つ』『寝ても覚めても』)が、カンヌ国際映画祭で公式上映される幸運に恵まれる。この先は、今回の東京国際映画祭コンペ参加作品『愛がなんだ』、同映画祭ワールドフォーカス部門『家族のレシピ』の公開を準備中。
坂井甲子郎(アルバトロス・フィルム):一般企業に就職後、映画業界へ転職。宣伝会社アニープラネットに入社し『海よりもまだ深く』『それでも夜は明ける』他、数々の邦画・洋画の宣伝を手がける。その後、配給会社ニューセレクト (アルバトロス・フィルム)に入社。『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』『エンジェル、見えない恋人』宣伝プロデュースやパブリシティーを担当。今年のトロント映画祭に初参加。
伊藤寛子(予告篇ディレクター):大学卒業後、アルバイトを経て映画予告篇制作会社に入社。現在まで邦洋問わず、様々なジャンルの映画予告篇を制作。手がけた作品は『ブラック・スワン』『ムーンライト』『君の名前で僕を呼んで』『寝ても覚めても』など。
【ファシリテーター・司会】
上本 聡(映画監督・プロデューサー・独立映画鍋会員):俳優、映画ライターを経てインターネットTVで多数の番組を企画、演出。2013年より監督またはプロデューサーとして47作品のホラー映画、DVDを手がける。現在新作映画を企画中。
【企画協力】
深田晃司(映画監督・独立映画鍋共同代表):監督作品に『ほとりの朔子』『さようなら』等。『淵に立つ』が第69回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞を受賞。最新作『海を駆ける』が公開中。今年、フランスの芸術文化勲章シュバリエを受勲。
日 時:10月31日(水)18:30開場 19:00開始(21:00終了予定)
会 場:ビジョンセンター東京有楽町 C・D合同ルーム
東京都中央区銀座1-6-2 銀座Aビル3階
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(6番出口)から徒歩1分
料 金:学生(要学生証提示)・映画鍋会員 無料/一般 1,000円
※予約不要・先着順 混雑状況によっては、立ち見や入場をお断りする場合もございます事を予めご了承下さい
協 賛:シネマプランナーズ
お問い合わせ:特定非営利活動法人独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00) info@eiganabe.net