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大阪アジアン映画祭連携企画 トークセッション「アジアに映画は足りているか? 関西から考える映画の一極集中」


 都市圏とそれ以外の地域における文化格差について考えます。
 東京では毎日のように世界中の映画が上映され、ミニシアターでは連日のように若手のインディペンデント映画が満席になるのを見ていると、日本映画が活況のうちにあるような気持ちになります。では東京以外の地域ではどうでしょうか? どの国においても映画や芸術文化が都市圏では華やかに発信され鑑賞されても、地方においてはそうでもないという話はよく耳にします。
 今、年間600本以上の国産映画が公開され供給過多とも言われる日本において、本当に映画は「足りている」と言えるのでしょうか? 日本の外の、アジア各国においてはどのような状況なのでしょうか? 文化格差についての認識を新たにし、進むべき道について考えるトークセッション。
 一部では、本年1月に京都にて立命館大学創立10周年事業として開催されたシンポジウム「地域から次世代映画を考える」の報告を運営当事者よりお聞きし、二部では大阪アジアン映画祭参加監督をお招きし、映画の地域格差についての知見を共有します。
第一部:京都シンポジウム「地域から次世代映画を考える」報告
ゲスト: 川村健一郎(立命館大学映像学部教授)・歌川達人(映画鍋メンバー・映画監督)・深田晃司(聞き手・映画監督)
第二部:アジアに映画は足りているか?
ゲスト:リム・カーワイ(映画監督『どこでもない、ここしかない』)・川村健一郎(立命館大学映像学部教授)・深田晃司(映画監督) ゲストは追加次第随時発表いたします!
【登壇者プロフィール】
川村健一郎:1970年生まれ。1995年から川崎市市民ミュージアム映画部門に勤務。フィルムの収集、展覧会・上映会の企画運営を手がける。2006年退職。2007年から立命館大学映像学部に勤務。
歌川達人:ドキュメンタリー映画監督。立命館大学映像学部卒。在学中、関西の劇場や撮影所でアルバイトをしながら自主映画を制作する。現在はフリーランスでドキュメンタリー映画制作や上映活動など、幅広く映画に携わる。
リム・カーワイ;1973年マレーシア生まれ。大阪大学基礎工学部電気工学科卒。通信会社に6年間勤務した後、北京電影学院監督コースに入学。合作映画の助監督やコーディネーターを経て、自主映画『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』(2009)で長編監督デビュー。その後、“シネマ・ドリフター”の異名をとり、世界各国で制作活動を行っている。今まで『マジック&ロス』(2010)、『新世界の夜明け』(2011)、『恋するミナミ』(2013)、『愛在深秋』(2016)、『どこでもない、ここしかない』(2018)、計6本の長編を発表した。。
深田晃司:映画監督。80年生まれ。映画美学校フィクションコース終了後、劇団青年団の演出部に入団。その後、中長編6本を監督。『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を受賞。最新作はインドネシアと合作したオールインドネシアロケによるオリジナル長編『海を駆ける』。今年5月公開。
【詳細】
日時:2018年3月17日(土) 開場14:00 開始14:30(終了予定 16:45)
会場:関西大学梅田キャンパス 4F 多目的室(KANDAI MeRISEラボ) 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号
料金:一般1,000円 大阪アジアン映画祭半券提示500円 独立映画鍋会員500円
協賛:関西大学梅田キャンパス
連携協力:大阪アジアン映画祭 http://www.oaff.jp/2018/ja/index.html
主催:NPO法人独立映画鍋
お問い合わせ:特定非営利活動法人独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00)  info@eiganabe.net
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