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独立映画鍋 meets KinoTribe !

キノトライブ2014『映画はどこにある——インディペンデント映画の新しい波』(フィルムアート社)刊行記念企画
★1月25日(土)~31日(金)@オーディトリウム渋谷★
http://kino-tribe2014.jimdo.com/eiga-nabe/
当日一般1200円 大学高校専門1100円 
当日・前売り3回券3000円
オーディトリウム渋谷
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
TEL. 03-6809-0538
http://a-shibuya.jp/
★1月25日(土)11:00~13:30
●『歓待1.1』(2010年→2013年/96分/HD)
脚本・監督・編集:深田晃司/プロデュース:杉野希妃・深田晃司
出演:山内健司・杉野希妃・古舘寛治・兵藤公美
最新作『ほとりの朔子』がナント三大陸映画祭でグランプリを受賞した深田晃司監督と杉野希妃主演による『歓待』のディレクターズカット版、東京初上映! 下町の一角で印刷屋を営みながら平穏な日常を送っていた小林家に、流れ者の男・加川が突然訪れ……。2010年東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門で作品賞受賞。ヘイトスピーチの問題で揺れる現在こそ見るべき傑作!
▲上映後、トークあり
『映画はどこにある——インディペンデント映画の新しい波』刊行にあたって
司会:伊達浩太朗(映画プロデューサー、『サウダーヂ』『妙子の恋』他)
登壇者:寺岡裕治(映画文筆)+薮崎今日子(フィルムアート社編集)+深田晃司、他
★1月27日(月)18:30~21:00
<クラウドファンディング・リアル!vol.2>
●『ジェラシー/Jealousy』パイロットフィルム(監督:山本俊輔/2013年/HD/3分40秒)
●『マタニティ・ブルー』(監督:山本俊輔/2006年/8㎜/17分/R-18)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008オフシアター・コンペティション正式出品、プチョン国際ファンタスティック映画祭2006正式出品、トロマダンス映画祭2007正式出品。
常世に蔓延る憂鬱。内へ内へと向かう破壊衝動。ゼロ年代・日本の心象風景を鋭く抉り、某映画祭コンペの審査員を激怒させたバイオレンス・ポルノ。今、スクリーンに凱旋。
● 『朱霊たち』(監督:岩名雅記/2007年/104分/モノクロ/スタンダード/16㎜)
『うらぎりひめ』が話題を呼んだ在仏の舞踏家・岩名雅記の長編劇映画第一作。敗戦7年後の東京、空から撒かれたビラを追って不思議な館にたどり着いた少年の夢と現実のドラマ。そこには陽射しに当たることの出来ない難病を持った人々が幽閉されるように暮らしている。ある日、行政によるガス執行が告げられ---。死にたい人間たちの最後の「生き様」が始まる。呪いと祈り、生と死が交錯する幻惑世界。少年が見たのは夢か現実か?東京初上映では異例の63%の稼働率を記録、また同作品は2009年の英国ポルトベロ国際映画祭でグランプリ受賞。文化庁「平成17年度・新人監督支援助成」作品。「死と生、聖と俗に彩られた少年版『不思議の国のアリス』」(漫画家・諸星大二郎氏)
▲上映後、トークあり
登壇者:山本俊輔、歌川達人(『うらぎりひめ』宣伝)、他
★1月28日(火)18:30~21:00
<独立映画鍋・クラウドファンディング・リアル!vol.3>
●『LINE』(監督:小谷忠典/2008年/52分)
沖縄出身の住民が3割を占める大阪府大正区。監督の小谷忠典は恋人と恋人の子ども、そして酒におぼれる彼の父親との日々に、ストレスをため込んでいた。ある日、小谷は大正区とつながりのある沖縄へ向かうことを思い立ち、沖縄の歓楽街、コザ吉原へと足を運ぶ。自らの家族や沖縄・コザ吉原の娼婦たちを通して、人と人とのつながりや家族のきずなを浮かび上がらせる異色ドキュメンタリー。昨年公開し話題を呼んだ「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」へと連なる、フォトジェニックな映像と、ドキュメンタリーでありながらフィクションも交えた小谷監督独特のアプローチの原点でもある。
●『空にきえていく』(監督:石川学/撮影監督:壱岐紀仁/2013年/16分)
スチールカメラマン、壱岐紀仁がムービーカメラマンとして参加。ライフワークである子供を被写体にした数々の作品を目にした石川監督が、カメラマンに抜擢。みずみずしく活き活きと動く子どもたちを、映像でも見せてくれた。
●『卒業』(監督:太田信吾/2009年/58分)
数年間に渡って自室に引きこもりを続けてきた青年が、ふとしたきっかけから、部屋から出る決意をする。休学していた大学に復学届を出し、もう一度、大学へと通い出し始める青年。しかし、彼は次第に何のために大学に入ったのかすら、思い出せない自分に嫌気を感じるようになる…存在の不安や、コミュニケーション弱者として孤独を抱えながらも、周囲の人間たちと向かい合い、関係性を回復させながら、社会的自立を目指して青年が過ごすささやかな日常を、ときにユーモアを交えながら、描き出す。
▲上映後、トークあり
司会:土屋豊(映画監督『タリウム少女の毒殺日記』)
登壇者:小谷忠典、壱岐紀仁、石川学、太田信吾
★1月30日(木)18:30~21:00
<鍋講座出張版・世界の独立映画事情 インドネシア編>
●『空を飛びたい盲目のブタ』
脚本・監督・プロデューサー:エドウィン/プロデューサー:メイスク・タウリシア
2008年/インドネシア語/カラー/77分/インドネシア
『動物園からのポストカード』でベルリン国際映画祭コンペ部門にインドネシア映画で初めてノミネートされたエドウィンの長編第1作。バドミントン、吊るされたブタ、ゲイのカップル、キリスト教のテレビ番組、といった断片的イメージの連鎖。サンドイッチに爆竹をはさんで食べる少女リンダ、スティービー・ワンダーよろしくサングラスをかけ熱唱しながら治療する盲目の歯科医、といった奇妙な人物たち。「真正のインドネシア人になるにはどうしたらいいのか? 真正のインドネシア人になる必要なんて、あるんだろうか?」(エドウィン)。ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。
©babibutafilm2008
協力:大阪アジアン映画祭、東京国際映画祭
▲上映後、トークあり
登壇者:メイスク・タウリシア(映画プロデューサー『動物園からのポストカード』『空を飛びたい盲目のブタ』)

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